学生インタビュー
学校の魅力、書道への思い、将来の夢など生徒の声を聞いてみました。
子どもの頃からの
夢に向かってまっしぐら
高尾 春華さん
習っていたお習字の先生が本校の卒業生で、憧れの先生の背中を追いかけ本格的に書を学びたいと思い入学しました。 毎日が勉強でお習字と書の違いがたくさんあることを知りました。先生方の一人ひとりに合わせた直接指導や揮毫する姿を見られるところが最大の魅力だと感じます。新しく知ることが多くついていくのに必死ですが大好きな書道に浸る日々、とても充実しています。夢である教室を開くため突き進んでいきたいです。
専門的な書の勉強、
世代を超えた仲間の存在は一生の宝
藤原 聡之さん
書道が好きで本格的な勉強をしたいと思い入学しました。書体や理論とその歴史、幅広い知識を学べ、何より広いアトリエがある環境はとても素晴らしいです。大変なこともありますが、先輩や仲間の存在があるからこそ乗り越えられます。 そんな中、2年生の夏に高校大学書道展で大賞を受賞でき、驚きと喜びでいっぱいになりました。先生方の熱心な指導のおかげです。
書と子育てと家事、
母の頑張る背中を子どもに見せたい
佐賀 綾永さん
子どもに硬筆を習わせたことがきっかけで自分も勉強してみたいと思い、入学を決めました。筆を持ったこともない素人がやっていけるか不安でした。実際、家庭との両立に大変な毎日です。課題をする時間を工面することに必死です。 本校の教授陣は実力派で、じっくり考える時間を与えて下さり、今自分に必要な助言を的確に指導してくださいます。 忙しいですが、今までの人生で1番充実しているように感じます。一生懸命、書に取り組む私の姿を見て子どもに何か伝われば良いなと願っています。
新しい目標=夢がある
佐藤 龍山さん
入学前「2年間で塾の10年分書きます」と言われ、まさにそれを実感する日々です。「基本から自力で作品を創作できるまで」を学べ、先生方は温かく辛抱強く見守って下さる。世代の異なる仲間と机を並べ切磋琢磨できる環境は本校ならではの魅力です。卒業後は東北の実家へ戻り、地域の子どもたちへ書の面白さを伝えたいという夢もできました。自分自身も展覧会への継続出品を目標に学び続けたいと考えています。
一生勉強、奥深い書の世界に
どっぷり浸かる充実の日々
山根 祥山さん
約20年、仕事の傍ら書を習っていました。本格的に「基礎から勉強し直したい」と57歳で早期退職。58歳で入学しました。毎朝5時過ぎに起き臨書をしてから登校、2年間はとにかく忙しい日々でした。現在の専攻科では美術館をめぐったり旅行をしたりと自分のペースで楽しく書と向き合っています。現在の目標は「日展入選」。これだ、と思える良い作品を1つ書きたいと思い、日々筆を執っています。
年間スケジュール
卒業制作展
学校生活の集大成として卒業制作展では作品を発表します。
学校生活で学んだすべてを出し切る作品を制作します。