第12回 青藍展のご報告
2020年7月17日(金)~19日(日)
「第12回関西書芸院選抜書作家青藍展」を関西書芸院展示館において開催いたしました。
3月から学校の休校や緊急事態宣言の発令など、生活スタイルに大きな変化がありました。青藍展も当初の予定より延期をし、実施することができました。
コロナ禍にあり、思うようなお稽古ができない中でも、子どもたちは元気のよい作品を書き、高校生は瑞々しい線で作品を制作しました。
そして選抜書作家の64名は作品を発表できる場のあってこそ、制作意欲に大きくつながるのだということを改めて実感いたしました。
会場の換気、消毒など、できる限りの配慮、対策を行いましたが今後も対応を考え、安全性を高めてまいりたいと存じます。
お客様にもマスク着用やソーシャルディスタンスを取る等、ご協力をお願いし、三日間を無事過ごすことができました。改めて感謝申し上げます。
「書を含めた芸術は心を豊かにするもの」であり、非常時にあっては自粛せねば、という雰囲気を感じましたが、工夫してお稽古を続け、書くことを続けられたことは大きな糧となりました。来年に向け、それぞれの思いを胸にスタートを切りたいと思います。
関西書芸院事務局