令和6年 指導者講習会 座学編
令和6年6月30日(日)10:00~12:00
関西書芸院展示館にて 今年第1回目の「指導者講習会」を実施いたしました
午前の部は「発達に配慮を要する子どもの支援について」の座学
おかやま発達障害者支援センターから 水木祥子先生に講師をお願いしました
令和3年にも一度講義をお願いしており、2回目となる今回の研修では
基本対応から、実際の教室での事例を取り上げ、参加者同士でで意見交換を行いました。また、「発達性読み書き障害」についても学ぶことができました
グループワークでは、子どもの立場になって、自分の教室を考えることにチャレンジしました
子どもが何に困っているかを知ることで、ご自身の教室内の環境で改善できるところ、伝え方の工夫ができるところがないか等、考えることができました
書道教室に来られるお子さまは 年齢の幅も広く、成長の具合や個性はそれぞれです
ひとりひとりに合わせて指導することができるお習字ならではの良さを生かし、
環境を整え、さらに良くなる方向への配慮をすることで、それそれの教室で
輝けるお子さまがもっともっと増えると良いと思っています
指導の技術を学ぶことも大事ですが、子どもたちの「今」の現状をしっかりと知る機会を持ち、常に学ぶ姿勢を持ち続けることは指導者にとって何よりも大切にすべきと考えます
参加下さった指導者からは「役に立った」「教室で早速実践したい」
「声かけの工夫のヒントとなった」「事例によく似たケースがある」
「また第3回をしてほしい」との前向きな意見をいただいております
ご参加下さいました指導者の皆様、講義をしてくださった水木先生
ありがとうございました
【関西書芸院 研究部】